有馬へ |
お天気が続く春休みの中日、娘たちの新学期スタートがのんびりしていることもあって
家族で山郷の温泉へ足を伸ばしました。
快晴続きで気温もぐっと暖かく、まさに春が訪れたような陽気が続いていましたが、
こちらは海のある街とは違って1枚多めに羽織らないとまだちょっと肌寒い。
家の近くの公園ではそろそろ満開?というような桜の足音もここでは遠めに聞こえます。
いつものなんとなくざわめきたった日常からも違った世界のよう。
お宿のお部屋からの桜も濃い目のピンクをキュッと閉じこめていて、
ちょっと残念だなぁ・・なんて思う反面、楚々としてどこか清々しい。
以前にも立ち寄ったことのある温泉街ですが、印象は大人の街、ということ。
素敵なお宿は中学生以下お断りだったし、今回も行きたかったイタリアンレストランは
小さな子どもが一緒では入店できませんでした。
でも負けない!負けない!!
谷あいにあるあるために日が沈むのもあっという間、途端にググッと冷え込んできますが、
歩けばあっという間に行きつくしてしまいそうな小さな街を
足湯に浸かったり、お饅頭を頂いたりとのんびり歩きました。
お宿にはすごく素敵なライブラリースペースがあって、
お夕飯のあとの貸切のようだったお風呂にも満足したあと、
娘たちはパパに任せ、ぶらりと足を運んでみました。
マッキントッシュのふる~い真空管つきのオーディオから流れる音楽を聴きながら、
薪ストーブの近くの暖かい椅子を選んでお茶を淹れ、
宿の主人の蔵書といわれる本棚から背表紙の素敵な本を出したり入れたり。
スカンジナビアン・リビングだったり、
お茶人のための茶花の図鑑だったり、
オペラの写真集だったり・・・・素敵な写真集をぱらりぱらりと捲るいい時間。
屋外の並木をライトアップした素敵な空間を独り占めで楽しむことが出来たのです。
翌朝も奥で竈が見えるお料理処での和朝食のあと、そのまま街散策。
パン屋さん、作家さんのギャラリー、玩具博物館横の玩具のお店はやっぱり娘たちを飽きさせない。
炭酸煎餅を食べながらお店を覗き込んだり、お豆腐屋さんで豆乳ジュースをゴクリ。
梅の花を眺めながら公園にも行ってみたりしました。
あれもこれも、と行きたい場所を決めず、目的はとにかく寛ぐこと。
そんなつもりで来た旅、かなり楽しめたことになります。
ガイド本は持たずお店の目星もつけず来た旅ですが、
このお蕎麦屋さんだけ!はという場所があったので、せっかくだからと訪ねてみることにしました。
山越えのドライブウェイを走りきると山奥の川沿いに現れる隠れ家のような空間。
じつはちょっと探しました。
周りの景色も計算しつくされて取り込まれたような場所に大きなガラスが外の光を呼ぶモダンな建屋。
グッと天井が高くなった瞬間インゴ・マウラーの存在感ある照明が目に飛び込みます。
ご主人の美意識に浸りながら、娘たちには贅沢な十割のざるを注文しました。
夫はにしんのお蕎麦。甘めに味付けされたにしんがすっきりとしたお出汁と絶妙に合います。
私は湯葉蕎麦を頂いてみました。
上品な細さのお蕎麦にさっぱりとしたお出汁、湯葉のお味も引き立って。
美味なお味を空間ごと堪能した時間でした。
我が家へ帰り上る入り口では満開の桜が迎えてくれました。
思えば少し時間を遡ったような、しっとりと過ごした旅。
新学期前の充電の時間でもありました。
家族で山郷の温泉へ足を伸ばしました。
快晴続きで気温もぐっと暖かく、まさに春が訪れたような陽気が続いていましたが、
こちらは海のある街とは違って1枚多めに羽織らないとまだちょっと肌寒い。
家の近くの公園ではそろそろ満開?というような桜の足音もここでは遠めに聞こえます。
いつものなんとなくざわめきたった日常からも違った世界のよう。
お宿のお部屋からの桜も濃い目のピンクをキュッと閉じこめていて、
ちょっと残念だなぁ・・なんて思う反面、楚々としてどこか清々しい。
以前にも立ち寄ったことのある温泉街ですが、印象は大人の街、ということ。
素敵なお宿は中学生以下お断りだったし、今回も行きたかったイタリアンレストランは
小さな子どもが一緒では入店できませんでした。
でも負けない!負けない!!
谷あいにあるあるために日が沈むのもあっという間、途端にググッと冷え込んできますが、
歩けばあっという間に行きつくしてしまいそうな小さな街を
足湯に浸かったり、お饅頭を頂いたりとのんびり歩きました。
お宿にはすごく素敵なライブラリースペースがあって、
お夕飯のあとの貸切のようだったお風呂にも満足したあと、
娘たちはパパに任せ、ぶらりと足を運んでみました。
マッキントッシュのふる~い真空管つきのオーディオから流れる音楽を聴きながら、
薪ストーブの近くの暖かい椅子を選んでお茶を淹れ、
宿の主人の蔵書といわれる本棚から背表紙の素敵な本を出したり入れたり。
スカンジナビアン・リビングだったり、
お茶人のための茶花の図鑑だったり、
オペラの写真集だったり・・・・素敵な写真集をぱらりぱらりと捲るいい時間。
屋外の並木をライトアップした素敵な空間を独り占めで楽しむことが出来たのです。
翌朝も奥で竈が見えるお料理処での和朝食のあと、そのまま街散策。
パン屋さん、作家さんのギャラリー、玩具博物館横の玩具のお店はやっぱり娘たちを飽きさせない。
炭酸煎餅を食べながらお店を覗き込んだり、お豆腐屋さんで豆乳ジュースをゴクリ。
梅の花を眺めながら公園にも行ってみたりしました。
あれもこれも、と行きたい場所を決めず、目的はとにかく寛ぐこと。
そんなつもりで来た旅、かなり楽しめたことになります。
ガイド本は持たずお店の目星もつけず来た旅ですが、
このお蕎麦屋さんだけ!はという場所があったので、せっかくだからと訪ねてみることにしました。
山越えのドライブウェイを走りきると山奥の川沿いに現れる隠れ家のような空間。
じつはちょっと探しました。
周りの景色も計算しつくされて取り込まれたような場所に大きなガラスが外の光を呼ぶモダンな建屋。
グッと天井が高くなった瞬間インゴ・マウラーの存在感ある照明が目に飛び込みます。
ご主人の美意識に浸りながら、娘たちには贅沢な十割のざるを注文しました。
夫はにしんのお蕎麦。甘めに味付けされたにしんがすっきりとしたお出汁と絶妙に合います。
私は湯葉蕎麦を頂いてみました。
上品な細さのお蕎麦にさっぱりとしたお出汁、湯葉のお味も引き立って。
美味なお味を空間ごと堪能した時間でした。
我が家へ帰り上る入り口では満開の桜が迎えてくれました。
思えば少し時間を遡ったような、しっとりと過ごした旅。
新学期前の充電の時間でもありました。
by luxeliving
| 2011-04-09 00:00
| おでかけ