鄙の宿


昨年暮れ、私たち家族にとって節目の日を迎えました。
「まずはふたり」から出発して10年。
その間にはふたりの子どもたちに恵まれ、
・・・まぁ、小さなことを言えば限がなく、節目のここはシンプルに、とすれば波乱とは無縁・・・凪の、
あっという間の10年だったと思います。


お互いの存在に感謝して、家族全員で記念になる時間を過ごせたら、と
里帰りを少々お預けにし、無量塔へ立ち寄ることを計画しました。




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労いの贈り物もきっとそれは素敵な記念になるのかもしれないのだけれど、
ここは4人で共有できるものがいいね、なんて特別な時間という記念品。
考えてみれば、ご馳走の上げ膳据え膳続きに特別な空間でゆるりと過ごす時間・・・
やっぱり私にプレゼントしてもらった10年目のご褒美だったのかもしれません。




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到着の後、飲み物をいただきながらしばしくつろぎの時間を。
それからほどなくしてお部屋に案内していただきました。
メゾネットタイプの、広々とした暖かなお部屋。
ベッドルームにはボネコの加湿器もちゃんと備えてくださっていていかにも心地よさそう。



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翌日のチェックアウトまで宿の中でゆっくりと時間を愉しもうとの心づもりでやって来ました。
荷物を整え、お部屋に馴染む程度くつろいでもまだお夕飯までのお茶の時間、夕暮れ・・・
もうしばらく移りゆく時間と趣を心地よく過ごせそうです。



夕暮れの日が差し込む tan's bar はやっぱり本日お泊りの方たちらしき人たちで賑わっていました。
夫は早速カクテルを一杯。
残っているかちょっと心配していたチーズケーキはラッキーなラスト2。
ナッツを頬張ってチーズケーキを味見してジュースでお腹いっぱいの娘たち。
デッキにギャッベの座り心地を楽しみに出たりしていましたが、外はやっぱりちょっと寒そうかな。



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それから体が冷えない程度の散策をしながらちいさなショップを訪ねたり。
横の談話室でお茶をいただきながら娘たちはゲーム、
私たちは時間とともに進む夕暮れの風景と傍らに置かれた気軽な蔵書。
すっかりお茶っ腹ですが、お夕飯のお腹は別腹ですから。



贅沢な山里料理を2時間半かけて味わったお夕飯。
どの品も、どっしりとしつつも繊細なお料理でした。
遊び心がとても素敵だったお向こう八寸の辰のお飾りと〆のご飯は忘れがたい一品。
思わず器道楽の道にはまりそうなほど素敵だった器合わせ。
季節のお料理を、時に洗練の大人の味で、時に懐かしい味で愉しませていただきました。
それから最後にはサプライズのオメデトウケーキ!
私、なんて予約させていただいたっけ??
あのPロールにフルーツを仕立てていただいて、夫婦箸の贈り物と一緒に。
ありがとうございました。給仕の方のさりげなくも温かなひとことと共にとってもとっても嬉しかったプレゼントでした。



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娘たちと見上げた満天の星空。
冬の雑木に沈む夕日。
ロストロ・ポーヴィッチのチェロ、キース・ジャレットのピアノ。
私の中で一番のチーズケーキ。
お夜食用にと握っていただいていたおむすびの味。
娘たちが引き込まれたサウンドオブミュージックの世界。
賑やかなお風呂。
娘たちを寝かしつけた後訪ねた、タンズ・バーでのひととき。



忘れられない10年目の時間、鄙の宿の記憶となりました。
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by luxeliving | 2012-01-06 00:00 | おでかけ
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