公園へ |
窓を開けると暖かい春の風が桜の薫りを運んできてくれるようです。
ちょうど今満開の桜。
家の窓から見える桜の木の下辺りからピンク色に染まってき始めた先週のこと。
春休み、お友達とのお約束が急にダメになりぽっかり空いてしまったある日、です。
次女のお昼寝を済ませたおやつドキ、娘ふたりを連れ少し遠くの公園へ足を伸ばしました。
ちょっとしたおやつ、綻びかけてる桜を見ながらいただけるかしら・・・
伯母の畑で収穫のあった大きな柑橘の実を取り出し、
あとは・・・大好きなパン屋さんのアップルパイ、
紅茶と子どもたちのジュース。
ちょっとした期待も一緒に詰め込んで出掛けました。
ブランケットも、と大きくなってしまった荷物を持ってふたりの後を追いかける私。
確かに長女はどんどんと駆け進んでゆくけれど、
次女もしっかりとした足取りでお姉ちゃんを追いかけていってくれるようになったと感じると、
私の子育て、すこ~し落ち着いてきたのかしら・・・
ホッとした気持ちになります。
行ってみれば期待した桜は影を潜め、花冷えの、少し強めの風が吹くばかり。
私はもしかしたら、と持ってきたブランケットに包まり・・・(笑)
そんな私をよそに娘たちははしゃいではしゃいで^^
お花の絵を描くからと持ってきたスケッチブックを取り出したり、ボールを追いかけたり。
大きな遊具もあったりして、今日はとことん娘たちに付き合えたような・・・
お日さまが大きく傾く頃まで遊んで帰りました。
子どもたち、以前に比べると手のかかることがずいぶんと少なくなり、
休日も少しづつ私たち大人にお付き合いしてもらうことが・・・自然に、ですが・・・
多くなった気がします。
だけど、まだまだお砂が着ているものを汚してしまうことに構うことなく
無邪気にはしゃいでくれる姿を見ると、
大人にはないものをもつことに、素直に嬉しさを感じます。
仲良くさせていただいているお友達のブログ、ある日のupに
今しかないお嬢ちゃまたちの「好き」、
大切にしていきたいというママのお気持ちが記されていました。
緑豊かなご実家に帰られ、畑や川で生き生きと遊ぶお嬢ちゃまたちの泥んこジーンズ、
一日に数回洗いながら感じられたことが綴られていました。
畑の小さなお花よりもお部屋に活けるお花を素敵と感じるようになり、
川に投げる小石を探すより、綺麗な宝石を探すようになり、
突然降りだした雨を嬉々として体に浴びるより、
お部屋の中でお茶をいただきながらゆっくりとすごすことを心地よいと感じるようになり・・・。
ほんの少し成長すると子どもたちとそんな時間を一緒に過ごすことも楽しいのだけれど、
でも、今しかないお嬢ちゃまたちの「好き」な時間、
摘むことなく大切にしていきたい・・・・
すごく胸にじ~んときました。
娘が外食の時に食べているもので辺りを汚したことに眉をひそめることもあった私。
すぐに反省しながら、どこかスッキリしていなかったのでしょう・・・
そんな時にいい言葉を優しい言葉で綴られ、
PCの窓のこちらの私まで優しい気持ちになれました。
そんなこともありましたし・・・春休みだし・・とことんお付き合いするわね!
近所の砂場も少し遠出の公園も、ドロドロのお付き合い。
ふ~っ・・・私、お疲れさま。
その日は午前中もお外でお砂遊びをしていたし、
正直ね・・・玄関までたどり着くとそんなことも思ったりして。(笑)
でも嬉しいことはたくさんあるもの。
お姉ちゃんのお絵かきを真似してごにょごにょと何か書いていた次女ですが、
私がお台所でお夕飯の支度をしている時に
「まま、て!」(まま、みて。)とスケッチブックを差し出しました。
「かん。」
ん?・・・みかん?・・・
尋ねると、うんうんと頷くのです。
たまたま黄色、だったかもしれないのですが、
公園で食べたお蜜柑を書いたというその絵。
一日中クタクタになるまで娘たちにお付き合いした疲れ、吹っ飛んでしまいました。
それからもうひとつ。
一日中「母」だった私に素敵な贈り物。
これはまたゆっくりと・・・・
by luxeliving
| 2008-04-07 11:23
| 子どものこと