発表会 |
先日、娘の習い事の発表会がありました。
日々のレッスンが薄い層となり重なって、
培ったものが年輪のように刻まれますように、とのコンサートネーミング、
毎年この季節にある定例の発表会です。
初秋にはコンクールにエントリーしました。
発表会と違って、同じ曲目をエントリーしたお友達が順に弾き、
審査員の先生方に審査していただく、私にとっても当然娘にとっても少し緊張したエントリー。
楽器も大きいサイズに変えたばかり、指の位置に貼ったテープも取ったばかり・・・
残念ながら2次審査には進めなかったのですが、
娘自身の技術も非常に上達したひとつのきっかけでもありました。
それまでのレッスンでは怪しかった指位置も
音が違う・合っているを自分の耳で聞き分けられるようになり、
印のない弦の上で絶対音を抑えるということが
自分の中で理解しながら出来るようになったのは、
コンクールが終わった途端。
精神面でも「緊張する~」と、
舞台という特別な場所の意味を少しづつ分かり始めたようです。
昨年は出番を待つ時間も登場も、そしてもちろん舞台を踏んだ後も
けろっと、何ごともなかったように楽しそうでしたけれど。
・・・少しづつ少しづつ層となって重なってきているのかしら、ね。
本日は撮影隊アシスタントの次女です。
普段ヴァイオリンはおねえちゃんのお稽古で自分とは無縁のもの、と、
練習時ピリッとした私の様子も今では慣れ、
レッスンが始まるとひとりでいい子に遊んで待つようになりました。
この日発表会のステージに上がる長女を見て・・・
自分も習いたい、と。
じゃじゃ馬おねえちゃん、
この時ばかりはキラリ、眩しかったのでしょう・・・(笑)
私は他のちいさなお友達のピアノ演奏を聞き、
実家にあるピアノ、いつか我が家に運び入れかつての楽譜を出して弾いてみたい・・・
小さな演奏家たちに大きな影響を受けた次女と私なのです。
by luxeliving
| 2009-02-14 23:00
| 子どものこと